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- 詳説「木と漆喰の家」 どこからきた「木」

【木と漆喰の家】の家づくりのメインコンセプトは、《本当に安全で安心な家づくり》。
日本古来から家づくりに使われている、化学物質を含まない安心安全な自然素材を利用し、地球環境への負荷を少なくし環境保全に貢献する家づくりです。
その建物に使われる木材は、一体どこで育ち、どのようにして現場まで運ばれてきたのでしょう。
化学物質の薬に漬けられて遠い海外から長時間船で運ばれてきた木材かも知れません。
強度をつけるために化学物質の原料を多量に含んだ接着剤で固められた合板かも知れません。
そのような木材で造られた家や建具に囲まれて、暮らす人々の健康が維持できると私たちは考えません。
【木と漆喰の家】は、素材の出所や成分を充分に見極め、合板類を使用せず、自然素材や無垢材等厳選した素材のみを使用します。
またその自然素材に使われている原料もMSDS(安全データシート)などで確認し、トレサビリティー(履歴)をお施主様に明確にしています。
【木と漆喰の家】の《構造材》 |
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【木と漆喰の家】の新築工事で使用する構造材(土台・柱・梁等)は、 和歌山県田辺市に本社と工場を持つ「山長商店」さんの『木材』を使っています。 山長商店の木材は主に、約5,000ヘクタールの自社所有林から伐採したものを、 自社で製材・乾燥・プレカットまで一貫生産体制の下、管理・製造され、製品としてお施主様の現場へと運ばれています。 その木材はJAS(日本農林規格)認定を受けた、第三者によるお墨付きの木材であり、 木材一本一本には、強度だけでなく含水率までJAS基準で表示されています。 弊社では、このようなトレサビリティーの取れる安全で安心な木材で家づくりを行っています。 林業で大事な事は、《切ったら》《植える》、そして育てる。 再生可能な大切な資源を適切に利用しましょう!! > 山長商店ウェブサイト |
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【木と漆喰の家】の《床材・枠材等》 |
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一般的には羽柄材(はがらざい)と呼ばれる下地材・枠材・床板・羽目板などは、 栃木県の益子林業さんの生産したものを使用しています。 原木は茨城県の《やみぞ杉》を仕入れ自社で製材・製品化しています。 おとなしい目合いの杉材は室内の化粧材として漆喰壁との相性は抜群!! 出荷時の防かび剤は禁止、しっかりと乾燥を施した木材のみがお施主様の現場に搬入されます。 > 益子林業ウェブサイト |
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【木と漆喰の家】の《野地板・ラス板》 |
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屋根の下地に使われている材が《野地板》。 モルタル壁の下地に使われている材が《ラス板》。 一般的な住宅に使われている《野地板》は合板が使われていますが、 材の寿命が短く、ホルムアルデヒドなどの化学物質を発散する合板は、 弊社では使いたくないので杉の無垢材を使っています。 当然、防かび剤は禁止なので、 防かび剤の代わりではないですが、宮城県の栗駒木材さんが生産した木酢液に漬けた木材を使っています。 《ラス板》も同様、栗駒木材さんが生産した木酢液に漬けた杉板を使っています。 > 栗駒木材ウェブサイト |
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