大詰め その2

今回はタイルです。

 

個人的には久しぶりの壁面タイルだったので新鮮です。

壁面タイル

深目地と言って良いのか、タイルに触れない様に目地を詰めています。

(タイル屋さんお疲れさまでした。まだ他にもありますけど、、)

 

アクセントに良いですね。

 

 

村野

色付け

いよいよ大詰めとなってきました。

久々に柱を見せる「真壁工法」です。

着色すると雰囲気変わりますね。

真壁表面

今回は柿渋を塗りました(しかも2回塗り)。

壁の仕上よりも先に塗っておかないといけないため、段取りも大変です。

 

塗装屋さん、ご苦労様です。

 

村野

隠れ業

久々の更新(?)です。

 

例えばこちら。

やとい

出窓の支えとなる角材です。

角材同士を金物でつなげるのが一般的かもしれませんが、

角材と角材の間に、つなぎとなる木を差し込んでいます。

手間はかかりますが、線で結合しているので木の狂いが防げます。

そしてこちら。

相欠き

板を柱が貫通してます。

お見事としか言いようがありません。

 

職人業の紹介でした。

 

村野

 

ここも無垢材

「自然素材の家」っていう言葉を結構目にする時代になってきましたが、

以外と隠れてしまう部分には合板使ってたりするんですよね。

杉板

たかが一畳ちょっとのベランダの床下地です。木酢液にどっぷり漬けた杉板です。

杉板じゃなくて、合板使えばがっちりした床が簡単に出来上がるんですよね。

(あくまでも職人レベルで言うとです。。)

 

手間も減るから安く出来るし。

 

 

コストを落とすって大切な事です。確かに。

 

でも合板が濡れちゃったらどうなるの?

無垢材は通気層があればいずれ乾燥してくれるけど、

接着剤が剥がれてブヨブヨにならないの?

って考えたら、コストを下げても不安要素が増えちゃいますね。。

 

難しいですよね。

 

 

 

床下の断熱準備

もはや弊社の標準仕様となってきています。

床は土台と大引(おおびき)という角材が構造を担っています。

因に手前の黒っぽいのが土台です。(なぜ黒いかはこちら

土台上

紙を大引の上下に貼っておいてからその間にセルロースファイバーを吹き込みます。

こんな感じで。「吹き込み風景」

 

 

床下もセルロースが垂れ下がらないように、間に「受け」を入れています。

床下の受け材

見えないところに手間をかける。。長持ちする秘訣でしょうか。

 

村野

 

屋根工事

屋根の防水紙と屋根材の取付です。

今回使用する屋根はジンカリウム鋼板という代物です。

組成的にはガルバリウム鋼板と同じ代物なのですが、

ガルバリウム鋼板に自然石を付着させたものがジンカリウム鋼板というそうです。

(ガルバリウム→新日鉄の商標、ジンカリウム→ブルースコープ社の商標という違いもあるみたいです。初耳でした。)

 

ガルバリウムに比べて、「雨の音の軽減」や

「保証期間が長い」といったメリットがあります。

 

お施主様に住んでみてからの感想を聞かないと。。。

防水紙屋根貼り

村野

 

1年越しの着工

埋蔵文化財の調査を経て、1年越しの着工です。

以外と写真で撮っていなかった、基礎下の防湿シートです。

コンクリートでも十分防湿効果が得られるのですが、

弊社ではこれを標準としています。

 

掘削

 

↓真ん中付近に写っている丸くて濃い色の部分が「杭」です。

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村野