『陽だまりの家』の現状です。
何気ない現場の写真ですが、こんな所にも工夫が仕込まれ家いるのです。
《黄色い丸》は、給気口とエアコン用のスリーブ(穴)です。
【木と漆喰の家】の断熱材は《セルロースファイバー》ですので、断熱工事の後での穴あけは至難の業。そこで、事前に周辺の壁とは区画を区切ってスリーブ(穴)をあけます。
そうする事で断熱の高い精度での施工が出来、十分な性能を得るための工夫です。(スリーブ管の隙間は綿状の断熱材を詰め込み断熱性能を確保します。
《青い丸》は、焼き土台。
高棟建設では35年以上この施工を行っています。桧の土台の4面を大工さんがバーナーで焼き焦がすます。その事で、桧の土台の耐久性向上だけでなくシロアリに対する効果も期待できる施工方法です。
《赤い丸》はさて?・・・
これは、大工さんの工夫。
現場には様々な道具や金物、材木などの部材でいっぱいです。それを整理整頓しながら仕事をするのが腕の良い大工さんの条件でもあります。この様な簡易的な棚を複数設けることで床面に置く部材を減らし安全で効率的な施工が可能となるのです。
こんな些細な事の積み重ねで《良い家》が出来るのです。
今週末は『陽だまりの家』に於いて構造現場見学会を行います。より多くのみなさまに高棟建設の家づくりを知って頂きたいので、みなさまのご参加をお待ちいたしております。
詳しくは→→高棟建設のホームページ←←をご覧下さい。