『匠の会』高知研修報告です(その2)

次のステップは製材です。

《バーカー》と言う機械で原木の皮を剥きます。

 

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その丸太を製材機で柱や梁に使いやすいよう四角く製材するのです。その時大事なのは、製材しようとしている丸太のどこに鋸(のこぎり)を入れるのかを見極める職人の力量がその製材工業の品質になるのです。

 

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少し大きめに製材された木材の次工程は《乾燥》です。

この製材所には《減圧窯》による機械乾燥機を使って『木に優しい』乾燥機を使っています。

 

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その乾燥された木材が果たして本当に家をつくる材料として適正なのかをこれらの機械で確認します。

含水率を測定、SD(含水率)は20%以下で、

 

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ヤング係数(木の強度)を測定、桧は90以上が望ましいと思います。

 

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これらの一定基準をクリアーした木材が《四万十ひのき》として流通するのです。

 

 

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